今、小さな町で営業している質屋さんは、そのほとんどがびっくりするような大金持ちだと思って間違いありません。そのあたり一帯の土地を持っている地主さんだったり、すごい資産があったり。だから経営困難で潰れるということは、まずあり得ません。ただ、質屋業界にも動きがあって、大手として名を上げるところが少しずつ出てきています。そうなると、昔からやっている質屋さんとしてはおもしろくない。だからやめる。質屋の数が減っている理由としては、そういった事情もあるのです。そもそも質屋は趣味でやっているようなもの。ほとんどが代々質屋業というお店が多いため、資産も代々受け継いでいて、土地も持っています。そうなると、質預かりの利息だけで十分に生活していけるわけですから、ビジネスに対する焦りがほとんどないのです。店頭に質流れ品を並べているのも、そう必死で売ろうとしているわけではなく、時計の1本でも売れたらラッキー、という感覚でしょうか。