いくら万全のシステムを整えたとしても、正しく運用しなければ宝の持ち腐れだ。とりわけバックアップという後ろ向きの作業は億劫に感じることだろう。そこで、バックアップをとるルールを自分なりに決めておき、そのルールを厳守するように習慣づけておく。私は「1日の仕事を終えるとき」と「外出する前」にバックアップする。つまり、すべてのパソコンのデータを最新状態に更新するというルールを定めている。このルールに従っている限り、仮にメインのパソコンにトラブルが発生しても、1日分の仕事が犠牲になるだけですむ。
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少々面倒ではあるが、データを失ったときの損失を考えれば我慢できるものだ。もっとも注意すべきなのは、データを同期させないまま両方のパソコンにそれぞれ変更を加えてしまうことだ。オフィスにいる問はデスクトップ、外出先ではノートと役割を明確に分けないと、どちらのデータが最新かわからなくなってしまう。こうならないためにも、慣れない間はパソコンにカラーテープなどの目印を使い、テープを貼ったパソコンでのみデータを変更するといい。外出前にはデスクトップのデータをノートに転送し、一緒にデスクトップのテープをノートに貼り替える。外出先でノートのデータに変更があった場合、オフィスに戻ったらすぐにデスクトップへ転送するとともに、ノートに貼っていたテープをデスクトップに戻す。つまり、テープの貼られたパソコンに常に最新データがあるようにするわけだ。